ハリポタ校長役に米国人? 俳優ジョン・リスゴー、HBO新作ドラマの配役に自信
(CNN) 大ヒット小説「ハリー・ポッター」シリーズを原作とする米HBOの新作ドラマで、アルバス・ダンブルドア魔法学校校長役に米俳優のジョン・リスゴー(79)が起用された。英国人役を米国人俳優が演じることには一部で批判の声も出ているが、本人は意気込みを語っている。
リスゴーはエミー賞を6回受賞したベテラン俳優。HBOオリジナルドラマのハリポタシリーズに、ホグワーツ魔法学校の校長役で出演する。
16日放送の英BBCの番組に出演したリスゴーは、この配役について「すごくワクワクするし、すごく怖い」と心境を吐露した。
映画版ハリポタのダンブルドア役は、リチャード・ハリスに代わってシリーズ3作目から故マイケル・ガンボンが引き継いでいた。
リスゴーはこの配役について「私は偉大なマイケル・ガンボンの後に続く。私は英国人ではないけれど、テレビで英国人を演じたことはある」と自信を見せ、「思い出してほしい。私は『ザ・クラウン』でウィンストン・チャーチルを演じてうまくやった」と強調。「確かにスリル満点ではある。英国人魔法使い役に米国人が起用されて愕然(がくぜん)とした人が多いのも分かる。それでも私は全力を尽くす」と熱意を語った。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーによると、HBOのハリポタシリーズは10年越しのプロジェクトになる予定。リスゴーは別のインタビューで、この役を引き受けたことについて「私の人生の最終章を表現する役になるので、簡単な決断ではなかった」と告白。「打ち上げパーティーの時には87歳くらいになっている。それでも引き受けた」と語った。