若者の半数以上がネット上でいじめを経験 米調査

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(CNN)  米国の14~24歳の若者のうち56%がインターネット上でいじめや嫌がらせを経験したことがあることがわかった。AP通信とMTVが27日に公表した調査で判明した。2009年の前回調査に比べると6ポイントの増加した。

嫌がらせで多いのは、根も葉もないことを投稿される、不快なことを書き込まれる、プライベートな発言を言いふらされるといったものだ。

こうしたいじめの原因としてはしばしばネットの「匿名性」が挙げられるが、今回の調査では若者の多くが、犯人は身近な人物だったと答えたという。

また3人に1人が性的な写真やビデオ、文章を送ったり受け取ったことがあると答えた。一方、性的なメッセージをやりとりしたことのある人のうち、相手はネットを介してしか知らない人物だったと答えたのは前回調査では29%だったが、今回は10%と大幅に減少した。

もっとも、ネットいじめを問題視する人は増えている。いじめに気づいたら介入する用意があると答えた人の割合は、前回の47%から56%に増加した。

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