画面サイズ7.85インチ、名称は「ミニ」? アップルが小型iPad発表か
イベントでは同時に、従来のiPadのマイナーチェンジや、ノートパソコン「MacBook Pro(マックブック・プロ)」13インチモデルへのRetinaディスプレー搭載、デスクトップパソコン「iMac(アイマック)」「Mac Mini(マック・ミニ)」のデザイン更新などが発表される可能性も否定できない。
アップルはiPadで大成功を収めたが、小型のタブレット端末を求めるユーザーはアマゾンのキンドル・ファイア、サムスンのギャラクシー・タブ、グーグルのネクサス7、バーンズ・アンド・ノーブルのヌックを使ってきた。小型版iPadはアップルのアプリやデザインの魅力などを武器に、これらの先発製品に挑むことになる。
調査会社ニールセンの調べによると、タブレット端末のユーザーは使用時間の30%を居間で、21%を寝室で費やしている。iPadでできるのと同じことが持ち運びに便利な小型版でできるようになれば、外出先で使う場面が増えると、アナリストらは予想する。
小型版の価格は500ドルの現行iPadよりは安く、他社製品よりわずかに高く設定されるというのが一致した見方だ。
昨年死去したアップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏がかつて明確に否定していた小型iPadの発売は、同社の大きな方向転換としても注目されている。