フェイスブックCEO、「世界を結ぶプロジェクト」発表 熱意語る
同プロジェクトでは、手ごろな料金のインターネット接続の提供や、情報利用の効率化、企業による接続提供の推進などを後押しする。
競合企業と手を組んだ経緯については、「1つの企業や1国の政府だけではこの問題は解決できない」と強調し、中にはパートナー関係の確立に苦労した相手もあると打ち明けた。
フェイスブックの狙いは利用者の増加と収益拡大にあるのではないかとする見方については、「これは直近の利益を上げること以上に大きな我々の使命だ」否定する。
「世界経済の現実として、もし私たちが金儲けだけに専念したいと思えば、既にフェイスブックを利用している1億人は、残りの50億~60億人を合わせたよりもずっと金持ちだ。これは公平とはいえないが、現実だ。しかし私たちは、誰もがインターネット接続に値すると信じて、それに大きなエネルギーを注いでいる」と力を込めた。