200万件のアカウントが盗難被害に、FBやGメールなど
トラストウエーブのセキュリティー調査担当マネジャー、ジョン・ミラー氏によると、同社はこのウイルスがこれほど多くのパソコンに入り込んだ経緯をまだ把握できていないという。
ハッカー集団はキーロギングソフトをインストールし、プロキシ・サーバーを通じて情報を送信することで、感染したパソコンを特定できないようにした。
ハッカーらによるパスワードの収集は10月21日に開始され、現在も続いている可能性がある。ミラー氏によると、発見されたサーバー以外にも同様のサーバーが他にいくつかあるという。
このウイルスはパソコンのバックグラウンドで動作し、発見が難しい。ユーザーが取れる最も確実な対策は、ウイルス対策ソフトをアップデートし、ブラウザーやJavaの最新のパッチをダウンロードすることだという。