韓国で食事風景のネット中継がブーム
ただし元手も相当かかっている。パクさんによれば中継分の食事代だけで月に3000ドルくらい使っているという。
「ファンからは、私が食べている様子を見るのはすごく楽しいと言ってもらえる」とパクさんは言う。「私がとてもうれしそうに、おいしそうに食べているから。ダイエット中の視聴者も多くて、私を通して食べている気分を味わっていると言われる」
食べても太らないパクさんは女性視聴者からは嫉妬を買いそうだが、実際は熱烈なファンの女性もいて、視聴者数でも6対4で女性のほうが多いという。
「これまでで最もうれしかったコメントは、私が食べているのを見ているうちに拒食症を克服できたというものだった」とパクさんは言う。
放送中に食べる物の3分の1は自分で調理し、残りは外部で調達。業者から食事や食品を提供したいという話もよく持ち込まれるが、試食して気に入ったものでなければ放送には使わないという。
このような食事中継がブームになった背景には、文化的な要因もありそうだ。