グーグルの自動運転車、今夏に公道デビュー
(CNNMoney) 米グーグルが開発している自動運転車がこの夏、公道にデビューすることになった。本社所在地のカリフォルニア州マウンテンビューを訪れれば、丸みを帯びたグレーと白の試作車が走り去っていくのを目にするかもしれない。
グーグルはこれまで、専用コースで試作車の試験を繰り返してきた。
自動運転車プロジェクトの責任者、クリス・アームソン氏が先週ブログ上で発表したところによると、試験走行の最高時速は40キロ。いざという時のために、どの車両にも運転者が1人ずつ乗り込むという。
本来はハンドルもアクセルペダルも必要ない設計だが、カリフォルニア州法に合わせるため、取り外し式のハンドルとアクセルを装備する。
グーグルの自動運転車の開発は当初、トヨタやアウディ、レクサスといったブランドの車をベースに、多数のカメラやセンサー、コンピューターを取り付ける実験から始まった。今回の試作車は一からグーグルで作られたが、初期の車と同じソフトウエアを搭載している。