配車サービス「ウーバー」、ヨットにも進出 ドバイ
(CNN) タクシー配車サービスを展開する米「ウーバー(Uber)」はこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで「ウーバーヨット」を立ち上げた。利用者はウーバーのアプリを通じて豪華なヨットパーティーに参加できる。
ウーバーはこれまで、タクシーのほかボートやヘリコプターの手配にもサービスを広げている。
ウーバーヨットでは、出帆の48時間前までにアプリを使って申し込めば、食事やドリンク、専属DJが付いてドバイの特徴的な海岸線を楽しむ船旅が出来る。費用は300UAEディルハム(約8800円)。
UAEにおけるウーバーの責任者、クリス・フリー氏は、「ウーバーは常にサービスを革新している。世界をリードする技術を使ったアプリというだけなく、ボタン一押しでさまざまな体験が味わえるようにしていきたい」と述べる。
ウーバーは2009年に創業して以来、自動車以外の分野にも進出してきた。トルコ最大都市のイスタンブールではボスポラス海峡を横断する船を手配する「ウーバーボート」、米カリフォルニ州のコーアチェラバレーではヘリコプター手配の「ウーバーチョッパー」を展開した。