アップル開発者会議、Siri刷新やOS Xの名称変更発表か
OS Xの名称変更
「X」は「エックス」と読むのか「テン」と読むのか――。そんな論議もようやく終わるかもしれない。デスクトップやノートブック向けの同OSは、次期バージョンのプレビューが披露されると同時に、名称が「MacOS」に変更されるらしい。「watchOS」「tvOS」「iOS」などに合わせてMが小文字になる可能性もある。
Apple MusicとiTunes
「Apple Music」を覚えているだろうか。同社は音楽ストリーミングサービスをビーツ・ミュージックから買収して、1年前に内容過剰気味の会員制音楽サービスの提供を開始した。今回はこのサービスを刷新し、アプリのデザインをスリム化する見通し。Apple Musicの中でミュージシャンやファンが交流できる「コネクト」の改善などが予想される。
Apple Payの拡大
Apple PayはAppleが2014年から提供に乗り出したモバイル決済サービス。新世代のiPhoneを決済に利用できるほか、一部iOSアプリ内での直接決済もできる。アップルはこのサービスをさらに多くの国に拡大する見通し(スイスに拡大といううわさもある)
Apple WatchとApple TV
WWDCはソフトウエア中心のイベントなので、Apple Watch向けの「watchOS」や、Apple TV向けの「tvOS」のアップグレードも発表されるかもしれない。Siriと同様に、社外の開発者がもっと機能を統合できるようになるのだろうか。多分、Siriのオープン性は、この2つの端末にも行き渡るだろう。