聖母マリアもピースサインで自撮り 今時の「降誕セット」
そのかたわらで牛が食んでいるのは、小麦などに含まれるタンパク質「グルテン」を使わない「グルテンフリー」で「天然100%」の牧草。馬小屋には太陽光発電が導入されている。
ライトさん兄弟はキリスト教徒の家庭に育った。現代版の生誕シーンを作ろうと思い立った2人はデザインをイラストレーターに渡し、15万ドルの投資と6カ月の期間を費やして商品化。先月21日に発売した。
売り上げはすでに投資額を上回り、用意した5000セットはほぼ売り切れの状態。購入しているのは主に1980~2000年代初頭生まれの若者やその親の世代とみられ、注文の約2割は米国外から寄せられているという。
人気の裏では批判の声も上がったが、コリーさんは「一番驚いたのは、教会や聖職者からの注文が多かったこと」と話している。