米アマゾンの無人機配達、パラシュート方式を採用?
ワシントン(CNNMoney) ドローン(小型無人飛行機)による配送の実現を目指している米アマゾンが最終段階でパラシュートの利用を検討していることが15日までに分かった。
米特許商標局(USPTO)が承認した特許は、ドローンから地面へ安全に荷物を誘導する方法に関するもの。アマゾンはこれまで、デモ動画の中でドローンが庭に着陸して荷物を落とす様子を公開していた。アマゾンは消費者に荷物を届ける方法について数年間にわたり最良の方法を見つけようと取り組みを進めてきた。
今回明らかになった特許によれば、アマゾンはドローンを配達先の自宅の上空に待機させることを検討している。アマゾンによれば、ドローンを着陸させると、上空から荷物を放出するよりも多くの時間とエネルギーがかかる。ドローンが庭などに着陸しなければ、人やペットなどと衝突する危険性も回避できそうだ。