アマゾンのベゾスCEO、長者番付で再び首位 ゲイツ氏抜く
ニューヨーク(CNNMoney) 米アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が米ブルームバーグの長者番付で米マイクロソフトの共同創業者、ビル・ゲイツ氏を抜いて世界のトップに立った。
アマゾンは27日、7~9月期で2億5000万ドル(約290億円)超の純利益を上げたとする決算を発表。これを受けて同社の株価は28日、13.5%も上昇した。
ベゾス氏の保有する同社の株式は8月の時点で8000万株近く。株価急上昇で同氏の資産評価額は100億ドル以上拡大し、900億ドルを大幅に上回ったとみられる。
ブルームバーグが発表している世界の富豪ランキングでは27日まで、ゲイツ氏が資産総額880億ドルでトップに立ち、ベゾス氏が同835億ドルでこれを追っていた。
ただし、一方でマイクロソフトの株価も7%上昇し、ゲイツ氏の資産評価額も6億ドル近く上がっている。
ベゾス氏は7月27日にもアマゾンが一時急上昇したことにともない、資産評価額が900億ドルを超えて一瞬だけ世界トップに立っていた。
アマゾンは今年に入って好調が続く。米スーパー大手のホールフーズ・マーケットを買収し、北米に第2の本社を建設する計画も発表している。