ゲームに変革をもたらした日本製品8選<下> ソニックからポケモンまで
(CNN) 最初のコンピューターゲームは日本が発明したわけではない。その栄誉は米マサチューセッツ工科大学(MIT)が1962年に生み出したゲーム「スペースウォー!」のものだ。
しかし日本はこれ以来、ほとんど比類のない情熱でゲーム文化を受け入れてきた。
今回は「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」から「ポケモンGO」までの製品を見る。
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ソニック・ザ・ヘッジホッグ(セガのメガドライブ用のゲーム)1991年
日本ゲーム業界のもう一つのビッグネームであるセガは、任天堂に後れを取らないための突破口を必要としていた。
セガは任天堂の「スーパーマリオ」に対抗するキャラクターを作ることを決断。社内コンペの末、体を丸めて素早く移動できるという能力からハリネズミ(ヘッジホッグ)が選ばれた。これはゲームにおいては便利な仕掛けだ。
ソニック関連のゲームの人気により、メガドライブ(米国での名称は「ジェネシス」)は任天堂NESの強力な競争相手に。1990年代を特徴付けることになる「ゲーム機戦争」が始まった。