フェイスブック、北米ユーザー数100万人増 1~3月期決算
ニューヨーク(CNNMoney) 米フェイスブックは25日、1~3月期の決算を発表し、北米での1日当たりのアクティブユーザー数が1億8500万人と、前期より100万人増えたことを明らかにした。個人データの大量流出が発覚し批判にさらされていた同社だが、業績は上向く結果となった。
全世界での1日当たりのユーザー数は1~3月期で4800万人増加した。現時点で1日当たりのユーザー数の総数は14億5000万人。毎月利用するというユーザーは22億人で、どちらのユーザー数も前年同期比13%の増加を記録している。
英コンサルティング会社による情報流用問題が発覚して初の決算となった。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は声明で「重要な課題に直面している状況ではあるが、2018年のわが社の事業は力強いスタートを切った」と述べた。
またアナリストらとの電話会議では、同社の売り上げを支えてきた広告事業に引き続き注力する考えを示した。
フェイスブックの1~3月期の売上高は120億ドル(約1兆3000億円)近くと、前年同期比50%に迫る増加を記録した。携帯端末向け広告での堅調な伸びが寄与した。