米アマゾンが新製品群、音声アシスタント対応の電子レンジも
シアトル(CNNMoney) 米アマゾンが音声アシスタント「アレクサ」やスマートスピーカー「エコー」に関連した製品群を発表した。
アレクサに対応した電子レンジは料理を手助けしてくれるほか、調理にかかる時間もわかる。電子レンジ自体にはマイクを搭載しておらず、インターネットへのアクセスもできない。利用者はエコーを通じて指示を送る。
「エコー・オート」は車内で利用する端末だ。マイクを内蔵しており、ダッシュボードなどに設置して利用する。ブルートゥースなどを使って車に接続。手元のスマートフォンを通じてインターネットに接続し、音楽のストリーミングサービスなどが楽しめる。スマートフォンと連携して地図サービスにも活用できる。
アレクサ対応の掛け時計は時間の通知のほか、タイマーの設定もできる。電子レンジと同じくマイクは搭載していないので、エコーやアレクサのアプリを使って操作する。
そのほか、サブウーファー「エコー・サブ」や、ディスプレーがついたスマートスピーカー「エコー・ショー」の新モデルなども発表された。
アマゾンは2014年、エコーを投入してスマートスピーカー市場に参入。それ以降、市場で高いシェアを誇る。調査会社イーマーケターによれば、米国で最も使われているスマートスピーカーはエコーで、その後に「グーグル・ホーム」が続く。アップルやマイクロソフトもスマートスピーカー市場への参入を狙っている。