フェイスブック傘下のワッツアップ、利用者が20億人を突破

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メッセージアプリ「ワッツアップ」の利用者が20億人を突破した/Shutterstock

メッセージアプリ「ワッツアップ」の利用者が20億人を突破した/Shutterstock

ニューヨーク(CNN Business) 米SNS大手フェイスブック傘下のメッセージアプリ「ワッツアップ」は12日、同アプリの利用者が20億人を突破したと発表した。2017年末時点での利用者数は15億人だった。

ワッツアップは2009年に誕生し、2014年にフェイスブックに買収された。買収額は190億ドル(現在のレートで約2兆円)で、フェイスブックにとって最大規模の買収だった。

ワッツアップは着実に成長し、過去2年間で利用者を5億人増やした。

ワッツアップは利用者間の暗号化技術を売りにしている。これにより、全ての会話内容は初期設定で安全性が保証されている。ブログへの投稿によれば、同社自身もアプリ内のメッセージや会話を見聞きすることはできないという。

ただ、こうした暗号化技術は安全保障の面から批判を受けることもある。インドで利用されるメッセージアプリの中でワッツアップは最大手だが、インド政府は暗号化したデータにアクセスできるようにする法整備を提案している。オーストラリアや英国でも同様の法整備に関する議論が行われている。

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