米スナップが増収、新型コロナでアプリの利用増加
サンフランシスコ(CNN Business) 米スナップは21日、新型コロナウイルスの感染拡大によって同社のメッセージアプリ「スナップチャット」の利用が増え、売上高も増加したと明らかにした。
2020年1~3月期はスナップチャットのデイリーアクティブユーザーが前年同期比20%増加し、2億2900万人となったという。
スナップによれば、新型コロナウイルスの感染拡大がアプリでの交流増加につながったという。3月最終週の友人間での交流は1月最終週と比較して30%増加した。新型コロナウイルスによる影響が最も大きかった地域では50%を超える増加を見せたという。
売上高は44%増の4億6200万ドルで、市場の予想を上回った。
スナップは投資やリソースを、自宅待機している利用者を狙った広告主に移している。コミュニケーションや商取引、娯楽、フィットネス、学習といった分野がデジタル化しつつあるという。