カナダの国会議員、ビデオ会議に裸で映り込み謝罪
(CNN) カナダの政治家が国会でのビデオ会議の最中、衣服を身に着けていない状態で画面に映ってしまい、謝罪する出来事があった。
与党・自由党所属のウィル・エイモス議員が不適切な姿で映ったのは、14日に開かれた国会のビデオ会議。その様子をとらえたスクリーンショットがオンライン上で拡散した。
同国ケベック地域の権益を代表する政党、ブロック・ケベコワ所属のクロード・ドベルフィーユ議員は会議中にエイモス氏の軽率な行動に気付き、「議員の1人が質問時間中に不適切な服装でいるのが見えた。つまり服を着ていない状態だ。思い出してもらいたいが議員は、とりわけ男性の議員はスーツとネクタイが適切な服装だ」と述べた。
ドベルフィーユ氏はまた「当該の議員は非常に健康そうに見えるが、適切に行動することとカメラの操作に注意を払うべきだろう」と指摘した。同氏は発言をフランス語で行い、国会の通訳者がこれを英語に訳した。
アンソニー・ロータ下院議長はドベルフィーユ氏に答え、同氏の観察力の鋭さに感謝すると述べたうえで、「私は見逃した」と付け加えた。
エイモス議員は自身のツイッターで上記の出来事を謝罪。ジョギングから戻って着替えをしているときにたまたまカメラがオンになっていたと説明し、「下院の同僚議員全員に心からお詫びする。うっかりやってしまったことで、二度とないようにする」と述べた。
CNNはエイモス議員とトルドー首相にコメントを求めたが返答はない。