グーグル検索、今年の急上昇ワードはスポーツ分野に集中

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米グーグルが発表した今年検索件数が急上昇したワードのリストによれば、上位はスポーツと娯楽の分野に集中していた/Adobe Stock

米グーグルが発表した今年検索件数が急上昇したワードのリストによれば、上位はスポーツと娯楽の分野に集中していた/Adobe Stock

ニューヨーク(CNN Business) 米グーグルが「検索で振り返る2021」と題し、世界全体や各国で今年、検索件数が急上昇したワードのリストを発表した。世界の上位10ワードはスポーツと娯楽の分野に集中している。

昨年のワード検索は「コロナウイルス」が世界首位で、米国のリストも新型コロナ関連のワードが大半を占めていたのに対し、今年の世界トップは男子クリケット・ワールドカップ(W杯)の「オーストラリア対インド」戦、2位は「インド対イングランド」戦。数億人に上るインドのインターネット・ユーザーが世界に及ぼす影響の大きさを物語る結果となった。

クリケット関連では「T20ワールドカップ」と、5月に新型コロナの影響で中止されたインドのプロリーグ「インディアン・プレミアリーグ(IPL)」もトップ10入りしている。

米プロバスケットボールの「NBA」は米国で1位、世界でも10位以内に入った。

ワード検索の世界トップ10にはさらにサッカーの「欧州選手権(ユーロ2021)」や「南米選手権(コパ・アメリカ)」も並び、スポーツ関連が8件を占めた。

残る2件は韓国発の人気ドラマ「イカゲーム」と、4月に急死した米ラップ歌手「DMX」だった。

米国のワード検索トップ10では政治、経済分野が目立った。連邦議会選で上院の議席配分のカギを握ったジョージア州の決選投票、新型コロナ経済対策、仮想通貨のドージコインとイーサリアムが入っている。

宝くじのメガミリオンズや映画館チェーンのAMC株は、米国のワード検索とニュース検索でいずれも10位以内。ニュース検索のリストにはゲームソフト小売チェーンのゲームストップ株も挙がり、ネット上の情報拡散で急騰するミーム銘柄への関心の高さをうかがわせた。

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