米グーグル、オフィスとデータセンターに1.2兆円投資
ニューヨーク(CNN Business) 米アルファベット傘下のグーグルは13日、2022年に米国内のオフィスとデータセンターに95億ドル(約1兆2000億円)を投資すると明らかにした。21年の投資額70億ドルから増加した。
グーグルはハイブリッド型の働き方を採用している。グーグルは多くの従業員に対して週3日のオフィス勤務を呼び掛けている。これまでの2年間は完全なリモートでの勤務だった。
アルファベットとグーグルで最高経営責任者(CEO)を務めるサンダー・ピチャイ氏はブログへの投稿で、「どのように働くのかということについて、より柔軟に取り組もうとしているにもかかわらず、物理的なオフィスへの投資を増やすというのは直観とは相いれないようにみえるかもしれない。しかし、我々は、オフィスへの投資がこれまでよりも重要であり、そうすることでより良い製品や、従業員にとってのより高い生活の質、より強いコミュニティーにつながると信じている」と述べた。
グーグルによれば、アトランタに今年、オフィスを開設するほか、オースティンやニューヨークのオフィスを拡大する。アイオワやネブラスカ、テネシーなど各州のデータセンターにも引き続き投資を行うという。
グーグルはまた、今年少なくとも1万2000人の正社員を雇用するとの見通しを示した。