「世界に私の絵を見てほしい」 銃乱射の犠牲になった小学生の夢、グーグルが追悼
ユバルディを訪れたジョー・バイデン大統領は、ホワイトハウスにアリシアさんの作品を飾ると父のラミレスさんに約束したという。
グーグルのコンテストに提出された作品については、審査員が候補を絞り込み、ユーザーの投票で最終選考に残った5人が来週発表される。
残念ながら、アリシアさんが提出した作品は、最終選考には残らなかった。それでもグーグルは、銃乱射の犠牲になったユバルディの子どもたちを追悼する特設ページを開設し、アリシアさんの作品を掲載した。
グーグル広報は犠牲者全員の遺族や友人に哀悼の意を表し、「アリシア・ラミレスさんの願いとそのレガシーに敬意を表したい。彼女のストーリーと作品に、私たちは深く心を打たれた。家族の願いをかなえ、無分別な暴力によってあまりにも悲劇的に奪われた素晴らしい才能を分かち合いたい」とコメントしている。
コンテストの入賞者5人は7月28日に、優勝者は8月に発表予定。入賞者には5000ドル(約70万円)の大学奨学金が、優勝者には3万ドルの奨学金と、通学している学校への5万ドルの技術支援が贈呈される。