ライフル銃乱射の男、居合わせた買い物客が拳銃で射殺 警察が関係者の身元公表 米インディアナ州

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米インディアナ州の商業施設で起きた銃乱射事件について、警察が関係者の身元を公表/Kelly Wilkinson/AP

米インディアナ州の商業施設で起きた銃乱射事件について、警察が関係者の身元を公表/Kelly Wilkinson/AP

(CNN) 米インディアナ州グリーンウッドのショッピングモールで起きた銃乱射事件で、警察は18日、容疑者の男と死亡した3人、および現場に居合わせて容疑者を射殺した男性の身元を明らかにした。

事件は17日午後6時ごろ、ショッピングモール内のフードコートで発生。3人が撃たれて死亡し、2人が負傷した。

グリーンウッド警察によると、ジョナサン・ダグラス・サピルマン容疑者(20)は、トイレで1時間ほどかけて準備を済ませ、ライフル銃を持ってトイレを出ていた。

死亡したのはインディアナポリス在住の56歳の男性と37歳の妻、30歳の男性だった。

銃撃が始まってから2分以内に容疑者を阻止したのは同州シーモア在住のエライジャ・ディッケンさん(22)。容疑者はその時点で既に24発を発砲していた。ディッケンさんがグロック製の拳銃を発砲したのは10回だった。

グリーンウッド警察のジェームズ・アイソン署長は「彼の行動は英雄的としか言いようがない。かなりの距離から拳銃で銃撃犯を引き付け、それだけでも素晴らしく戦術に長けていたのに、容疑者に接近しつつ、同時に自分の背後から逃げるよう人々に身振りで合図していた」と指摘。「もしも銃を持つ1人の市民が銃撃から2分以内に素早く行動していなければ、もっと多くの死者が出ていただろう」と語った。

サピルマン容疑者は事件当時、ライフル銃2丁とグロック拳銃1丁、銃弾100発以上を所持していたが、警察によれば、使ったのはAR15式ライフル銃のみだった。

AR15式ライフル銃は3月8日にグリーンウッド市内で合法的に購入したものだった。もう1丁のライフル銃は2021年3月9日に市内の銃販店で購入していた。

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