スポティファイ幹部、契約終了のヘンリー王子夫妻を「ペテン師」と批判
(CNN) ヘンリー英王子夫妻が音楽配信大手スポティファイと結んでいたポッドキャスト配信の契約が打ち切りとなり、同社幹部は夫妻を「ペテン師」と批判した。
夫妻の制作会社アーチウェル・オーディオとスポティファイは、メーガン妃と著名女性らのインタビューを中心に多数のポッドキャスト番組を配信する予定だった。
しかし、最終的に制作されたのはシリーズ1本と特別番組1回のみ。両社は16日、「双方の合意により」契約を打ち切ると発表した。
スポティファイ幹部で人気ポッドキャスターのビル・シモンズ氏は同日、自身の番組の中で、侮辱表現とともに夫妻を「ペテン師」と呼び、このタイトルで番組をつくるべきだったとコメント。オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」でヘンリー王子に番組のアイデアを助言した時のことを語れば最高の話になったはずなどと述べた。
シモンズ氏は今年1月にも、自身の番組でヘンリー王子に言及。高級住宅地に住み、ドキュメンタリーやポッドキャストで金をもうけているが、王室に文句をつけるばかりで、それ以外の話にはだれも興味を示さないと批判していた。
スポティファイは2週間前、「戦略的再編」のためにポッドキャスト部門で、全世界の従業員の2%に当たる200人を削減すると発表していた。