ティックトックで文字のみの投稿が可能に、マスク氏のXに対抗
ロンドン(CNN) 中国バイトダンス傘下の動画共有アプリ「ティックトック」で、初めて文字のみの投稿ができるようになった。苦境に陥っているイーロン・マスク氏の「X(旧ツイッター)」に対抗する狙い。
ティックトックは24日の発表の中で、「クリエーターがアイデアを共有し、自分の創造性を発揮するための選択肢」を増やし、「文字の投稿でコンテンツ制作の境界を広げ、コメント、キャプション、動画にみられる文章の創造性を輝かせる専用スペースを提供する」と説明した。
ユーザーは「ストーリー、ポエム、レシピなどの文字コンテンツ」を投稿できるようになり、音声やステッカー、背景色などを追加してカスタマイズすることもできる。
ティックトックに投稿する文章に別のアカウントをタグ付けしたり、トレンドに関連したハッシュタグを追加したりすることも可能。これは恐らく、最も直接的にXに対抗する機能となる。
ツイッターに対抗するSNSとしては、フェイスブックの親会社メタも今月「スレッズ」を立ち上げ、最初の1週間で1億人を超すユーザーが登録していた。
マスク氏は24日、ツイッターの名称をXに変更し、ウェブサイトのドメインとロゴも変更した。