グーグルマップのラファ検問所、反イスラエルの場所名が続々表示

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パレスチナ自治区ガザからエジプトに入るラファ検問所=10日/Said Khatib/AFP/Getty Images/FILE

パレスチナ自治区ガザからエジプトに入るラファ検問所=10日/Said Khatib/AFP/Getty Images/FILE

(CNN) 米グーグルの地図サービス「グーグルマップ」で24日、パレスチナ自治区ガザ地区とエジプトを隔てるラファ検問所を検索すると、「フ**ク・イスラエル」「神よイスラエルのエルサレムを呪いたまえ」などイスラエルを中傷する偽の場所名が表示される現象が確認された。

グーグルマップには、地図上に表示される店や建物などの情報をユーザーが登録できる機能がある。サイバー活動家がこの機能を利用して、反イスラエルのメッセージを掲載したと思われる。

CNNは、アラビア語と英語で作成された反イスラエルの場所名を何十件も発見した。中にはアラビア語で「パレスチナは自由だ。神よ我々を許したまえ」という内容もあった。

グーグルのシステムが破られたり侵害されたりした形跡はなく、オンライン脅威分析会社メムティカのベン・デッカー最高経営責任者(CEO)は「サイバー破壊行為」と形容している。

イスラエルがガザの地上侵攻に向けた準備を進める中で、グーグルは23日、イスラエルとガザのライブ交通状況チェック機能を一時的に停止していることを明らかにした。

その結果としてグーグルマップが狙われ、反イスラエルのメッセージが掲載されたのかどうかは分かっていない。

グーグルの広報は24日、CNNから報告を受けた事例を調べ、ポリシー違反のコンテンツを削除していると説明した。

24日夕の時点で偽の場所名の多くはまだ掲載されていた。

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