「イスラム教徒体験」ツアー、モスクの祈りや断食も 偏見解消へ
ボウラー氏はタイ在住のオーストラリア人。外部の人とイスラム社会が直接触れ合うことにより「世界的な理解」を促したいといい、「私たちの考えの多くは二次的情報を通じて形成されている」「直接的な体験を通じて偏見を捨ててもらいたい」と話す。
「現代社会に生きる私たちは、さまざまな伝統の恩恵を受けられるチャンスがある」との考えだ。
同NGOはイスラム教のほかにも、タイの仏教を体験する「1カ月の僧侶体験」ツアーや、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3宗教を体験するツアーなどを企画している。