平壌訪問前に知っておくべき10のこと
8.一致結束
北朝鮮の人々は幼少期から一列に並んで行進する訓練を開始し、10代になる頃には、数百人があっと言う間に等間隔の複数の列に整列できるようになる。
通りを歩く工場労働者も、金日成主席の銅像の下に花を手向けに集まる人々も、ジョギングをする兵士も、整列して「一致結束」を示さなければならない。平壌に1週間滞在すると、この整列の練習風景を頻繁に目にするだろう。
9.現地通貨「ウォン」は使えない
北朝鮮の通貨はウォンだが、外国人旅行者は米ドル、ユーロ、人民元しか使えない。平壌市内のあちこちに青い屋根の市場があり、現地の人々は買い物の大半をそこで済ませるが、外国人の市場への立ち入りは禁じられている。また旅行者は原則としてデパートへの立ち入りも禁じられているが、こちらはさほど厳格に守られていない。
10.金バッジ
北朝鮮では全ての国民が左胸に「金バッジ」を付けている。バッジには、故金日成(キムイルソン)主席か故金正日(キムジョンイル)総書記、あるいはその両者が描かれている。このバッジは、特別な日や重要な重大な出来事の記念に国民に配布され、一般には販売されていない。