侍から戦隊ヒーローまで、京都の映画村を体感

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(CNN) 794年から1868年まで日本の「首都」だった京都は、日本を代表する観光地であり、今年、米国の人気旅行雑誌「トラベル+レジャー」の読者投票による世界の人気観光都市ランキングで第1位に輝いた。

その京都で、特に小さな子ども連れの旅行者におすすめなのが東映太秦(うずまさ)映画村だ。ここでは、侍や芸者から「ドラゴンボール」、「セーラームーン」に至るまで、日本の大衆文化を心行くまで堪能できる。

東映太秦映画村は、日本の映画撮影を体験できるテーマパークだ。場内には江戸時代の町並みを再現した巨大なセットが数多くあり、入場者は歩きながらセットの中を見学できる。

京都と言うと日本の伝統文化の魅力に目を奪われがちだが、実は、1920年代から60年代にかけて京都は「日本のハリウッド」と呼ばれていた。しかし、当時は盛況だった映画産業も、その後徐々に衰退していった。

その対策として、大手映画スタジオの東映京都撮影所は1975年にセットの一部を一般に開放して東映太秦映画村をオープン。その後、さまざまな施設やアトラクションを追加し、旅行者に人気のテーマパークへと成長した。現在も多くの時代劇がこの映画村のセットを使って撮影されている。

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