自然あふれる国立公園、ウガンダの「隠れた宝石」

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大雨の後には「砂の川」が誕生する

大雨の後には「砂の川」が誕生する

同国立公園のワーデン・ジョンソン・マセレカ園長は「これがこの公園ならではの特徴だ。1つの公園で一度にこれだけの数の動物は見られないだろう。これこそがウガンダの最も素晴らしい点だと思う」と語る。

公園内には、古火山の熱で沸騰している「水たまり」がいくつかある。これらはカナンゴロク温泉で、ウガンダと南スーダンとの国境線から歩いてわずかの距離にある。

そのはるか南、キデポ渓谷は渓谷の中を流れる川によって劇的に形作られている。大雨が降ると、その川が氾濫(はんらん)し、あふれた水が同公園を通過して南スーダンへ流れ込む。しかし数時間後に水は引き、後には「砂の川」が残る。その砂の川は、場所によって幅が約50メートルにも達する。

「その砂の下にはまだ水が残っており、ヒヒやゾウなどの動物がこの水を求めて砂を掘る」と語るのは、同国立公園でガイドを務めるフィリップ・アコロンギモエさんだ。「ここには水が豊富にある。キデポ渓谷により多くの動物が生息しているのはそのためだ」

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