川に巨大な氷の円盤が出現、反時計回りに回転 米
(CNN) 米メーン州ウエストブルック市を流れる川で、回転する巨大な氷の円盤が形成されているのが見つかった。月面のようにも見える外観で、直径は約91メートルに達している。
市当局者が無人機でこの光景を撮影。動画には、ほぼ完全に円盤状の氷が反時計回りに回転する様子が捉えられている。
専門家によると、円盤が通常形成されるのは川の中でも流れが遅く、円を描いて流れる渦の部分だ。他よりも水の凍結速度が速いため、円形の氷ができるという。
2014年には英スコットランドのディー川でも、寒波の際、凍った「皿」が見つかった。
2014年にはパンケーキのような形状の氷の「皿」が英国の川に出現した/River Dee Trust/Jamie Urquhart
ディー川の管理団体はウェブサイトで、「晴れた天候のため夜は空気が冷たいが、昼には暖かくなる。円盤はおそらく夜間に形成され、日中の太陽熱で柔らかくなった際に互いにさらに衝突して、縁が反り上がったのではないか」と述べていた。