ホテルのシーツ、最後に洗ったのはいつ? 業者が識別技術提供 中国

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中国のホテルで、宿泊客がシーツやタオルの洗濯の頻度を確認できる技術が導入される/Photo Illustration/Thinkstock

中国のホテルで、宿泊客がシーツやタオルの洗濯の頻度を確認できる技術が導入される/Photo Illustration/Thinkstock

(CNN) 中国中部の武漢市で、ホテルのシーツやタオルが最後に洗濯されたのはいつだったのか、宿泊客がチェックできるサービスを洗濯業者が展開する。

このサービスは、ベッドのシーツやタオル、掛け布団にマイクロチップを埋め込んで、宿泊客がスマートフォンを使ってこのマイクロチップの情報を読み取ると、最後に洗濯したのがいつだったかが分かる仕組み。

中国国営新華社通信によると、マイクロチップは同市内のホテルや宿泊施設のクリーニングを請け負っている業者が、シーツなどの隅に埋め込んで提供する。

マイクロチップのQRコードはスマートフォンでスキャンできる。チップは耐水性で高熱にも耐えることができ、何回洗っても使えるという。

武漢市の人口は1000万人以上。歴史都市として観光客に人気があるほか、中国国内の主要な輸送拠点としての役割も担う。

中国では最先端技術を導入するホテルが相次いでいる。昨年はインターコンチネンタル・ホテル・グループが中国のIT大手バイドゥ(百度)と組んで、人工知能(AI)対応のスマート客室を導入した。

杭州などにあるマリオット系列のホテルでは、同系列ホテルとしては世界で初めて、チェックインに顔認識技術を導入している。

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