最強のパスポート、日本とシンガポールが依然トップ
一方で上昇が目立っているのはアラブ首長国連邦(UAE)。5ランク上がって15位になった。
ランキングをまとめた専門家の一人、ケンブリッジ大学のロレーヌ・チャールズ氏はUAEについて「軍事力や経済力の面では地域の大国サウジアラビアにかなわないかもしれない。だがソフト・パワーでは湾岸諸国のどこにも負けない」との見方を示した。
最新ランキングの最下位はアフガニスタンで、スコアは25だった。
各国のパスポートの効力については、カナダの金融コンサルティング会社、アートン・キャピタルも台湾、香港、パレスチナ自治区などを含む199カ国・地域のランキングと、同様のスコアを発表している。2019年版のトップはUAEでスコア177、2位にはドイツ、フィンランド、ルクセンブルク、スペインが170で並んだ。