丹精込めた巨大カボチャ、くり抜いてボートに 米テネシー州
(CNN) 10月31日のハロウィーンを前に、テネシー州の農家で重さ400キロを超える巨大カボチャが収穫された。育てた本人がくり抜いてボートを作り、自ら乗り込んで楽しむ映像が、フェイスブック上で話題を呼んでいる。
巨大カボチャを育てたのは同州クリーブランドで農家を営むジャスティン・オウンビーさん。妻のクリスティンさんがCNNに語ったところによると、4年前から1000ポンド(450キロ)のカボチャを育てる夢に挑戦してきた。
収穫時の巨大カボチャ/Christin Ownby
今年は5月にとっておきの種をまいた。同州で昨年、最高記録を更新した770キロ余りのカボチャから取れた種だ。ジャスティンさんは毎日欠かさず水をやり、暑い日には覆いをかけたり、虫をよけたりして大事に育てた。
大きくなったカボチャをトレーラーで運び、近所の家にある大きな計量器に載せた。クリスティンさんによると、オウンビー家のこれまでの最高記録は約100キロ。今年のカボチャはそれをはるかに超える413キロだった。
巨大カボチャをトレーラーに載せて運ぶ/Christin Ownby
ジャスティンさんは巨大カボチャをくりぬいて種を取り出した後、これで子どもたちと遊ぼうと思い立った。
ジャスティンさんが21日夜、自宅の敷地内にある池にカボチャのボートを浮かべ、オールを持って乗り込んだ姿を、クリスティンさんがカメラに収めてフェイスブックに投稿した。カボチャの中で立ち上がり、ひっくり返って池に落ちる場面も収録されている。
クリスティンさんによると、ジャスティンさんは来年こそ450キロの目標を達成したいと意気込んでいる。