相次ぐ暴行被害、空港職員にかみついた乗客も TSAが乗員の護身術講習
ワシントン(CNN) 旅客機の機内で暴れたり暴言を吐いたりする乗客が問題になる中で、空港の保安検査を担当する米運輸保安庁(TSA)の職員が暴行される事件も相次いでいる。
TSAによると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来、職員が乗客に暴行されたという報告は69件に上る。このうち6月に起きた2件について、TSAがCNNに詳細を明らかにした。
それによると、コロラド州デンバーでは職員2人が乗客にかみつかれる事件があり、警察が捜査している。
ケンタッキー州ルイビルで起きた別の事件では、出口レーンを突破しようとした乗客に、職員2人が暴行された。