米CDCの感染警戒レベル、アフリカ南部8カ国が最大の「4」

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南ア・ケープタウンの浜辺でサーフィンをしようと海へ向かう人/MARCO LONGARI/AFP via Getty Images

南ア・ケープタウンの浜辺でサーフィンをしようと海へ向かう人/MARCO LONGARI/AFP via Getty Images

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスの新たな変異株(オミクロン株)が南アフリカなどで確認されたことを受け、世界各地の新型コロナウイルス感染状況に基づく渡航警戒レベルのリストを一部更新した。4段階のうちレベル4の「極めて高い」に、アフリカ南部の8カ国が入っている。

7月からレベル4だったボツワナに加え、南アとエスワティニ、マラウイ、モザンビークがレベル1から、ナミビアがレベル2から、レソトがレベル3から、それぞれ引き上げられた。

CDCのリストでは通常、直近28日の感染者が10万人あたり500人を超えるとレベル4に分類される。レベル4には現在、80カ国あまりが指定されている。

ただしCDCによると、今回は感染者の数でなく、「オミクロン株とそれに関連する不明点」への懸念から、警戒レベルが引き上げられた。アフリカ南部の8カ国に対しては、米国をはじめ世界各国の政府が渡航制限を発表している。

CDCはリストを毎週更新してきたが、米感謝祭の連休明けにあたる27日はオミクロン株関連の変更にとどまった。今週のそのほかの更新情報は後日、改めて発表される見通しだ。

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