米空港、感謝祭前後の旅客数が過去最高を記録へ
(CNN) 米感謝祭の連休前後、国内の空港で保安検査場を通過した旅行者が、過去最多の3000万人に達する見通しとなった。
米運輸保安庁(TSA)が27日に発表した。
感謝祭は11月の第4木曜日で、今年は23日だった。TSAの集計では、前の週の金曜日から翌週火曜日までの12日間が、感謝祭前後の旅行シーズンと位置付けられている。
発表によると、26日までの旅客数は計2470万人。同日だけで約290万人と、1日の人数としては過去最多を記録した。
27日も約267万人の旅行者が見込まれる。最終日の28日を残し、同シーズンとして最多記録になる3000万人まであと約263万人に迫るとみられる。
TSAのペコスキ長官はCNNに、コロナ禍を経て旅行者の傾向が変化し、早く出発して長く滞在するケースが増えていると指摘。28日も比較的多くの旅客数が予想されると述べた。
一方で感謝祭前日の22日は約270万人にとどまり、1日当たり旅客数の史上トップ10には入らなかった。
史上トップ5のうち4日は、26日と今年の夏休み最盛期の3日が占め、今年以外では2019年の感謝祭後の日曜日だけが入っている。