利用者が多い航空路線調査、国内線で日本が存在感を発揮

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利用者が多い国際航空路線の調査で、上位の10路線のうちシンガポールのチャンギ国際空港を利用する3路線が含まれていたことがわかった/primeimages/E+/Getty Images

利用者が多い国際航空路線の調査で、上位の10路線のうちシンガポールのチャンギ国際空港を利用する3路線が含まれていたことがわかった/primeimages/E+/Getty Images

(CNN) 旅行関連情報企業「OAG」は24日までに、利用者が多い国際航空路線の2023年版の最新調査結果を公表し、最上位の10路線のうちシンガポールのチャンギ国際空港を利用する3路線が含まれていたと報告した。

首位は、隣国マレーシアの首都クアラルンプール発の便で、ジャカルタとの間の路線が7位、バンコクのスワンナプーム国際空港との接続便が9位だった。

今回調査は、各路線で売り出された提供座席数のデータを基に作成。飛行がわずか1時間余のクアラルンプール発、シンガポール行きの便では約490万席となっていた。車より航空機での通勤などを選ぶ利用客が多いことを物語っている。

調査結果によると、上位10路線のうち9路線はアジアと中東地域が独占。残る一つはニューヨークとロンドンを結ぶ便の8位だった。

アジアは国内路線の調査でも上位を占め、日本が存在感を示した。米国内をみた場合、ハワイ州の州都ホノルルからマウイ島カフルイの間の便がトップだった。提供の座席数は360万だった。ただ、マウイ島では今年、壊滅的な被害を招いた大規模な山火事が起きており、航空券販売数に与えた影響の度合いは不明となっている。

米カリフォルニア州のサンフランシスコとロサンゼルスの間のフライトは19年には米国内で1位だったが、今回は6位に後退した。

OAG社の23年版調査によると、最も「多忙」な国際航空路線の2位はカイロ発、サウジアラビア・ジッダ行きだった。3位に香港発の台北行きが入り、以下は韓国・仁川と日本・関西国際空港(4位)、仁川と日本・成田(5位)、ドバイとサウジ・リヤド(6位)、スワンナプーム空港と仁川(10位)を結ぶ各路線の順序だった。

国内路線では、1位が韓国・済州島発、金浦空港行きの便、2位が日本の新千歳空港と羽田空港、3位は日本の福岡と羽田で、以下はベトナム・ハノイとホーチミン、オーストラリアのメルボルンとシドニー、北京と上海に羽田と沖縄・那覇の間の運航便などが続いた。

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