CNN世論調査も大接戦の様相 両者とも支持率49%
ワシントン(CNN) 米大統領選を6日に控え、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補の間で世論を真っ二つに分ける大接戦が続いていることが、CNNと調査機関ORCインターナショナルが4日発表した最新の調査結果で分かった。
支持率はオバマ氏、ロムニー氏ともに49%だった。この日発表された他の世論調査でも、両氏の支持率はほぼ互角との結果が出ている。
男女別にみると、オバマ氏に投票すると答えた人は女性の53%を占めたが、男性では44%にとどまった。CNNのキーティング・ホーランド世論調査担当ディレクターによれば、男女間で9ポイントの差が出たのは1996年の大統領選以来。オバマ氏の支持率は若年層で4年前の前回大統領選から低下したものの、前回苦戦した高年層でロムニー氏と並んでいる。
白人層ではロムニー氏が57%対40%でリード。年収5万ドル未満のグループではオバマ氏が56%対40%、5万ドルを超えるグループではロムニー氏が52%対47%でそれぞれリードしている。地域別では、オバマ氏が北東部、中西部と都市部で優勢、ロムニー氏は南部、西部と農村部で優勢となっている。
好感度はオバマ氏が52%、ロムニー氏が51%と伯仲。主要施策でオバマ氏に同意すると答えた人は51%、ロムニー氏に同意する人は50%だった。