NFLや大リーグで占う米大統領選の勝敗、ジンクスは当たるか?
(CNN) 米大統領選まであと2日に迫る中、スポーツの世界では、主要ゲームの勝敗から大統領選の結果を占うジンクスの勝敗予想が出そろった。
スポーツと大統領選を絡めたジンクスは幾つかある。中でも有名なのは「レッドスキンズの法則」。米プロフットボールリーグ(NFL)ワシントン・レッドスキンズが大統領選前の最後のホームゲームでの戦いで勝った場合は大統領選で現職が勝利し、レッドスキンズが負ければ現職に挑戦した候補が勝つという法則だ。この法則は、1940年以来18回の大統領選のうち、17回の結果を言い当ててきた。
レッドスキンズは4日の試合でカロライナ・パンサーズに21対13で敗れた。これは共和党のロムニー氏の勝利を示唆している。
一方、大リーグにも大統領選絡みの法則がある。ワールドシリーズ前に大リーグが出した報道発表資料によると、アメリカンリーグのチームがワールドシリーズを制した場合、59%の確率で共和党の候補が勝利する。一方、ナショナルリーグのチームが勝った場合は67%の確率で民主党候補が勝利するという。
10月下旬に行われた今年のワールドシリーズでは、ナショナルリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツが優勝した。つまり、オバマ大統領が勝利する確率が高いという結果だ。この法則はそれほど精度が高いとはいえないが、過去3回の大統領選挙の結果を正しく言い当ててきた。