ネット上の発言でテロ容疑者に、釈放されず
同弁護士は2日午後にカーター容疑者に面会し、裁判所に保釈金の減額を申し立てる意向だという。警察の捜索では、カーター容疑者が実際に犯行を計画していたことを裏付ける武器などは見つからなかった。しかし「司法当局も保安官も検察も、彼を釈放したがらない」「誰も個人のことなど考えていない。ただ、将来起こるかもしれないことについて、自分が責任を負いたくないと思っている」とフレネリー弁護士は憤る。
インターネットでは、カーター容疑者を支援する運動も始まった。嘆願サイトの「Change.org」に掲載されたカーター容疑者の釈放とテロ関連法の捜査基準改定を求める嘆願には、2日午後現在で約3万5000人の署名が集まっている。
父のジャックさんは「このような訴えがあれば捜査が必要なことは間違いない」としながらも、「捜査のどこかの段階で、常識的な判断が必要だ」と訴えている。