3女性監禁の被告に禁錮1000年、被害者が涙の証言 米

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監禁女性が法廷で証言

クリーブランド(CNN) 米オハイオ州クリーブランドで女性3人が約10年にわたって監禁・暴行されていた事件で、誘拐などの罪に問われたアリエル・カストロ被告が1日、仮釈放なしの終身刑と1000年の禁錮刑を言い渡された。

マイケル・ラッソ裁判官はカストロ被告に対し、「あなたは社会復帰するに値しない」と言い渡した。

判決などによると、カストロ被告は2002年から04年にかけて3人の女性を拉致して強姦や暴行を繰り返した。このうち1人を妊娠・出産させ、別の1人が妊娠した際には腹部を殴って流産させたとされる。

同被告は死刑を免れることと引き換えに、誘拐など937件の起訴事実を認めていた。

弁護側は公判の中で、カストロ被告に精神疾患があったと主張。同被告自身は、被害者の女性たちが自分との性的関係を望んだと言い放ち、自分たちは「幸せな家庭」を築いていたと主張していた。被告は1日にも「私は怪物ではない。病気だっただけだ」と語った。

法廷で涙を流しながら証言を読み上げた被害者の1人、ミシェル・ナイトさんは、カストロ被告に向かって「私は地獄の中で11年過ごした。あなたの地獄は始まったばかり」と発言。「私は生きていく。あなたは毎日少しずつ死んでいけばいい」との言葉を突きつけた。

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