400キロ超の巨大マグロを住民釣る、3時間格闘の末 米
(CNN) 米マサチューセッツ州沖でこのほど、釣りを楽しんでいた同州住民が重さ400キロを超える巨大なクロマグロを釣り上げる出来事があった。
釣り上げたマグロは全長270センチ、重さは約420キロ。1個140グラムの缶詰なら2000缶は作れる大物だった。
グレッグ・ルーニーさんは先週、友人4人とともに同州プロビンスタウン沖にボートを繰り出した。沖合数キロの海上でいかりを下ろしたのは午前8時ごろ。ルーニーさんはその日の1投目となる仕掛けを海に投げ入れた。
「そうしたらいきなり衝撃が来た」とルーニーさんは語る。大きなクロマグロが食らい付いた衝撃だった。
ルーニーさんは「海を3時間も引きずり回された。いかりを切り離す羽目になった」と言う。15~20分おきに仲間が交替でリールを巻いた。まさに総力戦だった。
ルーニーさんらは埠頭(ふとう)に戻ってマグロを解体。総額4000ドルで売れたという。
去年も同じように仲間と海釣りに来たが何も釣れなかったというルーニーさん。来夏も仲間と釣りに繰り出すかと聞くと、「もちろん。同じ場所、日、時間、船、そして同じメンバーで来る。釣り針も同じにする」と答えた。