妻殺害後遺体写真をフェイスブックに投稿、その後自首 米
(CNN) 米フロリダ州サウスマイアミで8日、妻を殺害した男が警察に自首した。男は自首前に、妻の遺体写真を交流サイト「フェイスブック」に投稿していた。
デレク・メディナ容疑者(31)はフェイスブック上で、キッチンの床に横たわる血の妻の遺体の写真を掲載し、「自分は妻を殺害した罪で刑務所に行くか死刑になるだろう。フェイスブックのみんな、元気で。そのうちニュースで僕のことが取り上げられるだろう」とコメントした。
メディナ容疑者の妻(26)の写真は、ユーザーたちによってシェアされ、少なくとも5時間にわたってネット上に広がった。フェイスブックはすでに問題の写真を削除し、さらにメディナ容疑者と死亡した妻のページも停止した。
メディナ容疑者は警察に対して、妻と口論になったと説明。銃を取り出し妻に銃口を向けたが、妻が出て行くと言ったためいったん銃を収めたという。その後妻が殴りかかってきたため、容疑者が銃を再び取り出したところ妻がナイフを構えたと供述。容疑者がナイフを取り上げると再び殴ってきたため、妻に向けて発砲したという。容疑者は妻の死を確信して救急要請せず、服を着替えて自分の家族に会いに行った後、警察に自首した。
警察がメディナ容疑者の自宅に駆け付けると、家の中に10歳になる娘がいたが、無傷だったという。
メディナ容疑者は、本の執筆やウェブサイトの運営を行っており、「効果的なコミュニケーション方法」や「結婚相談のヒント」などに関する本を自費出版していた。
メディナ容疑者は犯行のわずか数時間前に、フェイスブックにマリーナで妻と娘と3人で夕食を取った時の写真を掲載していた。3人とも笑顔だった。