ハロウィーンで芸者の仮装はNG?、啓発活動に賛否 米
ポスターの写真をもじって、犬に仮装した人間の写真をくわえた犬、ロボットの仮装写真を持つロボット、果てはポスターに登場した黒人学生の写真を持つサルの画像まで投稿された。
キャンペーンのポスターを制作した学生のテイラー・シーさんは「バンパイアや犬やロボットの画像を投稿している人たちは、ほかにやることがないのか。私たちは実在する人種や、実際に影響を受けている人たちを問題にしているのに」「残念ながら、こんなことをしても構わないと思っている人たちの存在は、この論議の大切さを浮き彫りにした」と嘆く。
ネットの社会問題に詳しいブラッド・キムさんは、面と向かわずに匿名でコメントできるインターネットでは、特に人種とステレオタイプのテーマはゆがめられやすいと指摘。
「彼らは必ずしもキャンペーンに反対したり非難しているわけではないと思う。ただ、主題のテーマを薄れさせてしまう効果はある」と話す。