ハロウィーンで芸者の仮装はNG?、啓発活動に賛否 米
学生団体によると、キャンペーンに対する直接的は反応は好意的なものがほとんどで、米国内の大学や学校、さらには韓国の小学校の教員からも、ポスターを使わせてほしいという問い合わせが相次いでいるという。
一方で、批判や中傷のメールや、学生たちの考え方はあまりに過敏で深刻に受け止めすぎだという意見も寄せられた。
これに対して学生団体会長のサラ・ウィリアムズさんは、「自分たちが過敏すぎるとは思わない。それは多数派の反応だ。多数派に属する人間が、少数派の立場を思いやるのは難しい。一般的に、少数派の文化は多数派の文化に笑いものにされてしまう」と反論する。
ポスターをデザインしたシーさんも、ステレオタイプには人を傷つける力があると言う。黒人のシーさんは、「自分はステレオタイプに当てはまらないことを証明しようと毎日戦っている。でもこのような仮装をされると、結局自分は周りからそんな風に思われてい て、努力は無駄だと思い知らされる」と訴えている。