カリフォルニア州を6分割? 構想は実現可能か
この計画が実行された場合の実際の影響を推し量る能力は持ち合わせていないが、シリコンバレーが他の5州とは比較にならないほど抜きんでた存在になることは容易に察しがつく。また星条旗はどうなるのか。星の数が5つも増えたら大変なことになってしまう。
とは言うものの、カリフォルニアを2分割する案には賛成だ。ただその場合も、現在ある州の1つを削減し、星条旗の星の数を維持するというのが条件だ。
カリフォルニアは、北カリフォルニアとスティーブという2つの州に分けるのが理想と考える。その代りにノースダコタとサウスダコタを合併してダコタ州を創設する。そうすれば星条旗の星の数も50個のままだ。
カリフォルニアを2分割する案は決してとっぴな考えではない。ドレイパー氏によると、1859年の住民投票で、カリフォルニアを2分割する案が圧倒的多数で承認されたが、連邦議会は南北戦争のため実行には移さなかった。
今回もたとえ何が起ころうとも、実際に投票が行われるまでには相当時間がかかるだろう。しかし、たとえ考えるだけでも楽しいものだ。