同性婚カップルへの医療保険提供の拒否、来年から禁止 米
ニューヨーク(CNNMoney) 米厚生省は16日までに、医療保険企業が同性婚カップルに対し保険サービスの提供を拒否することを来年から禁じる方針を明らかにした。ブログ上で発表した。
異性婚カップルと同様のサービス提供を求めている。同性婚カップルを被保険者の対象から外すことは差別につながると指摘している。
米連邦最高裁が昨年夏、婚姻を男女の関係に限定した「結婚防衛法」を違憲とし、異性婚カップルが享受する多数の夫婦手当てが同性婚カップルにも適用可能になったことを受けた措置。
医療保険企業に対し同性婚カップルへのサービス拒否は来年1月1日までに廃止するよう求めているが、今年中の励行を促している。
同性婚カップルへのサービス提供は、オバマ米大統領の目玉政策となっている新たな医療保険制度(オバマケア)の実施時やそれ以前に売り出された医療保険にも適用される。