行方不明の米少年、ウォルマートに寝泊り
(CNN) 米テキサス州コルシカナで、24時間営業のウォルマートの店内に潜伏していた14歳の少年が保護された。少年は7月、同店の赤ちゃん用品売り場に山積みされたベビーカーの箱の間に「秘密の隠れ場所」を作り、そこで2日間以上寝泊りしていたと見られる。
少年は店内を歩き回り、疲れると隠れ場所で横になって寝ていたが、買い物客は少年の存在に全く気付かなかった。
少年は、コルシカナの叔母の家に滞在中に行方不明になり、警察が探していたところ、捜索開始から54時間後にウォルマートから通報があった。従業員が、隠れ場所から出てきた少年を発見したという。
地元メディアが入手した少年の「隠れ場所」の写真を見ると、山積みの箱の間に簡易ベッドが作ってあった。少年は潜伏中、数回服を着替えたと見られる。また食料などの生活必需品を隠し持ち、時にペット売り場で売られていた魚を一匹取っていたという。
少年の母親が警察に語ったところによると、少年はこれまでも何度か家出をし、空き家、会社の事務所などに隠れていたことがあるという。