「少年が警官に突進」との情報も、オバマ氏は平静呼びかけ 米黒人少年射殺

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デモの鎮圧を行う警官ら。事件当時の状況をめぐり、新たな証言も出てきた

デモの鎮圧を行う警官ら。事件当時の状況をめぐり、新たな証言も出てきた

ミズーリ州ファーガソン(CNN) 米ミズーリ州ファーガソンで黒人のマイケル・ブラウンさん(18)が白人警官に射殺された事件で、当時の状況を巡り新たな情報が寄せられている。一方で、オバマ米大統領は18日、地元住民らに平静を保つよう呼び掛けた。

地元ラジオ局に18日、白人警官の友人を名乗る女性から電話があった。それによると、警官は最初、パトカーの窓を開け、車道を歩いていたブラウンさんと友人を注意した。

ブラウンさんはパトカーから降りようとした警官を押し戻し、顔を殴って銃を奪おうとしたという。

銃が1発暴発した後、ブラウンさんら2人は逃げ出した。警官が止まれと叫び、2人は振り返った。ブラウンさんは「つかまえられるわけがない」などと言い放った後、警官に向かって全速力で突進したという。

警官は発砲で応じ、最後の一発はブラウンさんの額に命中した。ブラウンさんは警官から60~90センチの位置で倒れたという。

捜査状況に詳しい情報筋がCNNに語ったところによれば、この女性の話は警官の供述と一致しているという。

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