ホワイトハウス侵入の男、車内から銃弾800発
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスで先週、柵を乗り越えて敷地内に侵入した男の車から、大量の銃弾などが押収されたことが分かった。男はイラクからの帰還兵で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断を受けていたとされる。
テキサス州在住のオマル・ゴンザレス容疑者は19日深夜、ポケットにナイフをしのばせてホワイトハウス敷地内に侵入し、北玄関から建物に入ったところで逮捕された。
法廷文書によると、警察が同容疑者の車を捜索したところ、中から銃弾800発余りとおの2丁、なた1丁が見つかった。
ゴンザレス容疑者は今年7月、バージニア州で散弾銃と狙撃銃を不法に所持した疑いと、捜査当局から逃れようとした疑いで逮捕されていた。この時、ホワイトハウスを丸で囲んだ地図が見つかったという。
同容疑者はさらに8月末、ホワイトハウスの柵に沿ってに歩いているところを警官に呼び止められた。おのを持っていたが、この時車から見つかったのはキャンプ用品と犬2匹だけで、逮捕には至らなかった。